私の知る限りで、大手プロバイダは、以下だと思います。

1. 中国電信

2. 联通 (聯通)

3. 长城宽带 (長城寛帯)

少し前まで、ネット接続と言えば概ねADSLで、光ファイバー接続はほとんどなかったと思いますが、最近利用可能なところが少しずつ増えているようです。长城宽带の場合で、2Mから24Mのコースまであるようです。 なお、日本でも同じことですが、xxMと表示されるのは理論上の最大速度ですので、実際の速度はこれらより遅く、場所により様々です。光ファイバーは光线 guang1 xian4と呼ばれています。私の誤解かもしれませんが、こちらではあまりADSLと光ファイバーが厳密に区別されていなくて、ADSLの銅線が光线と呼ばれている場合が結構あるように思います。 要するにMの数が大きいものが接続速度が速いという考えでよいと思います。Mはこちらの人は、zhao4と言っています。兆のことだと思いますが。

日本と違い、局舎での工事などは必要ないようで、電話して設置を依頼すると1～3日のうちに来てくれました。私は、3業者とも契約したことがありますが、契約書以外の書類は何ももらわず、単に接続用のID とパスワードのみ書いてくれます。それで問題なく使えます。日本の場合、ほとんどメールアドレスが一つついてくると思いますが、こちらでは通常ネット接続のみの提供でメールアドレスはついてこないようです。中国電信にはメールアドレスも申し込めるようなので、コールセンター等で聞いてみてください。

申し込みの際、「どこの小区か？」と聞かれます。中国は今は、一軒家はほとんどなく集合団地(あるいはマンション)のようなところに住んでいる人がほとんどです。その集合団地の1かたまりを小区(xiao3 qu1 しゃおちゅー)といいます。だいたい、守衛がいて門から入ると思いますので、小区名を知らない場合は、守衛に聞いて文字で書いてもらうといいと思います。

(Q&A No. 10011)